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台北 vs 台中 — 初めての台湾ならどっち?

夕暮れの曇り空の下、風力発電機が並ぶ高美湿地
高美湿地 · 写真: 阿爾特斯 / CC BY 3.0

どちらも桃園空港から始まります。MRTで見どころと近郊を回る台北と、湿地や湖、夜市をのんびり楽しむ台中を、空港アクセス、予算、天気、見どころで比べました。

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ひと言で選ぶなら

台北は、MRTがほとんどの観光地をカバーしている街です。国立故宮博物院、象山の展望ポイント、士林夜市を楽しみ、九份や北投温泉にも足を延ばせます。短い休暇や初めてのアジア旅行にぴったりです。

台中は台湾中部の大都市です。気候は比較的穏やかで、夜市やカフェ、タピオカミルクティーをのんびり楽しめます。夕暮れの高美湿地、壁画に覆われた彩虹眷村、曲線の建築が印象的な台中国家歌劇院を見て、日月潭へ日帰りもできます。

こんな人に:台北は、空港からそのまま市内に入り、MRTで博物館、展望ポイント、近郊の町を毎日しっかり回りたい人。台中は、バスやタクシーで湿地や湖の景色を訪ね、逢甲夜市とタピオカミルクティーをゆったり楽しみたい人。

象山の展望スポットから見下ろした、台北101と信義の高層ビルのスカイラインです。
象山から見た台北101と信義 · 写真: Gregg Tavares from Stanton, California / CC BY 2.0

空港から市内へ — どちらも桃園空港から

どちらの街へも、桃園国際空港(TPE)から行けます。台北へは、空港MRTの紫色の直達車(Express)に乗れば台北駅まで約35〜40分です。空港バス(約50〜70分)や、公式のタクシー乗り場から乗るタクシー(約40〜60分、メーター制)もあります。市内にある松山空港(TSA)に着いた場合は、茶色の文湖線で約10〜20分で市内です。

台中へは、桃園国際空港から空港MRTで高鉄桃園駅へ行き、高速鉄道で高鉄台中駅まで向かいます。多くの海外旅行者が利用するルートです。高速鉄道の区間は約30〜50分、空港から全体で約1時間30分〜2時間です。高鉄台中駅は中心部から離れているので、MRT緑線、隣の新烏日駅からの在来線、またはバスでさらに約15〜30分かかります。ホテルまでのアクセスを事前に確認しましょう。

市街の北西には台中国際空港(RMQ)もあります。市内まではバスで約1時間、タクシーで約30〜50分です。バスの路線と時刻は空港の公式情報で確認し、荷物が多いときは公式タクシー乗り場を利用しましょう。

日数、予算、市内の移動

どちらも3〜4日が目安です。一日あたりの予算は、台中のほうがやや低めです。中程度の予算は、台北が約3,500〜4,500台湾ドル(3〜4つ星ホテル、レストランでの食事)、台中が約3,000〜4,000台湾ドル(市内のホテル、レストランでの食事、時々タクシー)です。ただし台中は、空港アクセスに空港MRTと高速鉄道の指定席で約550〜650台湾ドルかかり、最終日も高速鉄道で空港へ向かいます。

食べ物の値段は似ています。夜市の軽食はどちらも一品約50〜100台湾ドル、魯肉飯は一杯約40〜70台湾ドルです。牛肉麺は台北が約150〜300台湾ドル、台中が約150〜250台湾ドルです。タピオカミルクティーは台北が約50〜80台湾ドル、台中が約50〜90台湾ドルで、台中はタピオカミルクティー発祥の地とされる都市の一つです。夜市や小さな食堂は現金のみのことが多いので、台湾ドルを持ち歩きましょう。

いちばん違うのは市内の移動です。台北はMRTがほとんどの観光地をカバーし、悠遊カードでMRT、バス、YouBikeに乗れます。台中は市内移動の中心がバスで、MRTは高鉄台中駅から市の北部まで走る緑線の一路線のみです。バスは地図アプリでルートを調べ、乗車時と降車時に交通カード(悠遊カードまたは一卡通)をタッチします。バスで行きにくい湿地や郊外の見どころには、タクシーや配車アプリが便利です。どちらの街もMRTの駅構内と車内では飲食禁止です。

月別の気候を並べて比較

台北は10〜12月と3〜4月、台中は10〜4月が最もおすすめの時期です。両方に合う10〜12月と3〜4月なら、どちらを選んでも安心です。1〜2月は台中ではおすすめの時期に入りますが、台北は肌寒く湿っぽくなります。旧正月にはどちらの街も多くの店が休みます。

台湾 中央気象署(CWA)の台北観測所と台中観測所の1991–2020年の平年値では、1月の最高気温は台北19°C、台中22°Cで、日中は台中のほうが暖かいです。最低気温は台北14°C、台中13°Cでほぼ同じです。夏は差が小さく、8月の最高気温は台北34°C、台中33°Cです。

最も大きな違いは降水量です。10〜12月の月降水量は、台北83〜150mm、台中24〜31mmです。11月はどちらの街も1年で最も雨が少ない月です。1年で最も雨が多い月は、台北が6月(345mm)、台中が8月(341mm)です。台北は5〜6月の梅雨と7〜9月の台風シーズンを避けるのがおすすめで、台中は5〜9月は暑く午後のにわか雨が多く、夏から秋にかけては台風の可能性があります。

現地で楽しむこと — 博物館と近郊の町か、湿地と湖か

台北はMRTで行ける見どころが豊富です。国立故宮博物院は少なくとも2〜3時間は見ておきましょう(月曜休館、一部例外あり)。象山は階段を20〜30分上ると、台北101を正面に望む無料の展望ポイントに着きます。中正紀念堂と龍山寺は無料で、士林夜市は午後6時以降が最もにぎわいます。近郊なら、十分で天灯を上げ、夕方に九份へ移動して赤い提灯が灯る景色を見る日帰り旅行が定番です。九份は週末はとても混むので、平日に行きましょう。

台中を代表する景色は、市街の外にもあります。高美湿地は風力発電機が並ぶ干潟で夕日の名所ですが、風が強く、潮によって立ち入れる場所が変わるので、現地の案内に従いましょう。彩虹眷村は30分〜1時間ほどで見て回れます。西屯の台中国家歌劇院は曲線の建築で知られ、逢甲夜市は新しい屋台グルメが次々と生まれる大きな夜市です。

丸一日使う近郊旅行も性格が違います。台中から日月潭まではバスで約2時間かかるので丸一日を見込み、遊覧船や湖畔のサイクリングを楽しみます。日月潭行きのバスは週末に混雑するので、帰りの最終バスを確認しましょう。子ども連れなら、半日かかる国立自然科学博物館(月曜休館、祝日を除く)もあります。

基隆山から眺めた、山の斜面に広がる九份の町並みです。
九份 · 写真: Another Believer / CC BY-SA 4.0
山に囲まれた日月潭の午後の風景
日月潭 · 写真: Mitchell Hirsch / CC BY 2.0

どう選ぶか — 二つの街を組み合わせるなら

空港からそのまま市内に入り、MRTで博物館、展望ポイント、近郊の町を効率よく回りたいなら台北、湿地や湖の景色と夜市をゆったり楽しみたいなら台中が向いています。1〜2月なら、おすすめの時期に入り、1月の最高気温も高い台中から検討してみましょう。

一度の旅行で両方を訪ねるなら、日程に余裕を持たせましょう。一つの街に3〜4日が目安です。台北駅には空港MRT、高速鉄道、近郊列車が集まり、高鉄台中駅は中心部から離れています。台北と台中の間の移動方法、時間、運賃は公式の交通情報を確認してください。

ビザなしでの滞在を含む入国条件は変わることがあるので、出発前に台湾政府の公式情報をご確認ください。到着前3日以内に、公式サイト(twac.immigration.gov.tw)で無料のオンライン台湾入境カード(TWAC)を記入し、手数料を取る類似サイトに注意しましょう。

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よくある質問

初めての台湾ならどちらがいいですか?

台北は、短い休暇や初めてのアジア旅行にぴったりです。桃園空港から空港MRT直達車で約35〜40分で台北駅に着き、MRTでほとんどの観光地を回れるからです。景色や夜市をのんびり楽しみたいなら、空港から約1時間30分〜2時間の台中もおすすめです。

冬(1〜2月)はどちらがいいですか?

台中は10〜4月が最適な時期で、台北は1〜2月は肌寒く湿っぽくなります。1月の平年値は、台北が最高19°C・最低14°C・降水量91mm、台中が最高22°C・最低13°C・降水量37mmです。

予算が少なくて済むのはどちらですか?

一日あたりの中程度の予算は、台北が約3,500〜4,500台湾ドル、台中が約3,000〜4,000台湾ドルで、台中のほうがやや低めです。ただし台中は、空港アクセスの空港MRTと高速鉄道の指定席の料金(約550〜650台湾ドル)を別に考えておきましょう。

台中は公共交通だけで回れますか?

市内移動の中心はバスで、MRTは緑線の一路線のみです。バスで行きにくい湿地や郊外の見どころには、タクシーや配車アプリが便利です。日月潭へはバスで約2時間なので、時刻表と帰りの最終バスを確認しましょう。

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