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杭州は何日あれば十分?2泊3日のルートと移動のコツ

西湖の向こうの丘に建つ雷峰塔。
雷峰塔と西湖 · 写真: Windmemories / CC BY-SA 4.0

杭州は2泊3日〜3泊4日がちょうどよい日数です。蕭山空港から市内への行き方、清河坊、茶畑と大運河クルーズ、西湖・雷峰塔まで1日ずつまとめました。

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杭州は何日?2泊3日の全体像と宿泊エリア

ガイドでは、杭州は2泊3日〜3泊4日がちょうどよいとしています。この記事は2泊3日を基準に、1日目は空港到着と清河坊の夜の散策、2日目は中国茶葉博物館と大運河クルーズ・拱宸橋の夜景、3日目は西湖博物館・蘇堤・雷峰塔を見てから空港へ、という流れにまとめました。もう1日あれば良渚古城遺跡を加える方法も別に紹介します。

宿は動線に合わせて選ぶと便利です。初めての訪問で湖畔の散策と博物館が目的なら、西湖周辺(南山路・北山路)が合っています。西湖博物館、蘇堤、雷峰塔などが湖に沿って集まり、循環バスで湖を回りながら好きな場所で降りられます。

古い街並みの散策と朝ごはんを楽しみたいなら清河坊・中山路(旧市街)がおすすめです。清河坊は西湖から数百mの距離で、中山路には焼き餃子、ワンタン、卵焼き餅、焼売などの朝ごはんを出す昔ながらの軽食店が多くあります。運河の風景と夜景が目的なら、拱宸橋と京杭大運河博物館がある大運河・拱宸橋(拱墅区)もあります。

1日目:蕭山空港 → ホテル → 清河坊の夜の散策

杭州蕭山国際空港(HGH)の蕭山国際機場駅には地下鉄1・7・19号線が乗り入れています。19号線は杭州西駅・永盛路方面、7号線は呉山広場・江東二路方面、1号線は湘湖・臨平方面です。運賃は距離制なので公式情報をご確認ください。駅は05:50に開き00:27に閉まり、最終列車の発車5分前からは改札に入れない場合があります。

深夜に到着して地下鉄が終わっている場合は、深夜の空港バスを利用しましょう。乗り場は交通センター1階北西側の空港バスターミナルで、実名制のためパスポートが必要です。タクシー乗り場はT3到着階14番ゲートの外と、T4と交通センター1階の連絡通路にあります。メーターの金額どおりに払い、値段交渉はせず、領収書を受け取りましょう。

チェックイン後に時間があれば、夜は清河坊歴史街区を歩きましょう。杭州が「臨安」の名で南宋の都だった時代から商業の中心だった、広さ13haの歩行者街で、1874年創業の薬局を生かした中医薬の博物館もあります。近くの祠堂巷42号にある于謙故居は無料で公開されています。夕食には東坡肉と西湖醋魚を味わってみてください。

2日目:中国茶葉博物館 → 大運河クルーズ → 拱宸橋の夜景

午前は中国茶葉博物館で茶畑の風景を楽しみます。中国で唯一、茶と茶文化をテーマにした国家一級博物館で、2つの館区があります。龍井村近くの茶畑に囲まれた龍井館区(翁家山268号)では展示と体験を、双峰館区(龍井路88号)では「中国茶文化」「西湖龍井茶」の展示を楽しめます。開館時間と予約は公式情報をご確認ください。

午後は京杭大運河の南端、武林門埠頭(拱墅区環城北路208号の切符売り場)からクルーズ船に乗り、運河を北へ上りながら拱宸橋一帯を眺めます。運航時間と料金は公式情報をご確認ください。京杭大運河は2,500年以上使われてきた世界最古・最長の人工運河で、杭州区間は39kmです。

明代末に架けられた拱宸橋は、杭州の古い橋の中で最も高く長い石造アーチ橋で、拱墅区という地名もこの橋に由来します。橋の東岸の京杭大運河博物館(2006年開館)で運河の歴史を見たあと、夜は拱宸橋の夜景で一日を締めくくりましょう。

京杭大運河に架かる石造りのアーチ橋、拱宸橋。
京杭大運河・拱宸橋 · 写真: Zhangzhugang / CC BY-SA 4.0

3日目:西湖博物館 → 蘇堤・蘇東坡記念館 → 雷峰塔 → 空港

最終日は西湖です。周囲15km、面積5.6㎢の浅い湖で、「二堤三島」「西湖十景」、龍井の茶畑などからなる「杭州西湖の文化的景観」が2011年にユネスコ世界遺産に登録されました。午前は西湖博物館から。2005年に開館した中国初の湖をテーマにした博物館で、建物の大部分が地下にあり湖の景観を損ないません。開館時間は公式情報をご確認ください。

博物館から循環バスか徒歩で蘇堤と蘇東坡記念館へ向かいます。北宋の文人・蘇東坡は2度杭州に赴任し(1071年・1089年)、西湖を浚渫して堤を築きました。蘇堤南端の記念館は1階で杭州での業績、2階で文学作品を紹介し、裏手の碑廊では書を刻んだ石碑が見られます。

午後は西湖南岸の夕照山に建つ雷峰塔へ。977年に初めて建てられ、1924年に倒壊したのち、2002年に同じ場所に再建された塔です。西湖を回る51番・52番の循環バスで塔の近くまで行けます。そのあとホテルで荷物を受け取り、地下鉄(空港駅に1・7・19号線)かタクシーで空港へ向かいます。飛行機の時間が早い場合は、雷峰塔を省くなどして日程を短くしましょう。

北山路から眺めた西湖の蘇堤と湖面。
北山路から見た蘇堤 · 写真: 江上清风1961 / CC BY 3.0

もう1日あれば:良渚古城遺跡

3泊4日にできるなら、良渚古城遺跡を加えてみてください。紀元前3300〜2300年ごろの稲作文明を伝える遺跡で、中国文明5,000年の歴史の証とされています。2019年7月にユネスコ世界遺産に登録され、面積は約14.34㎢です。出土品は良渚博物院で見られます。開放時間と予約は公式情報をご確認ください。

2026年6月11日に始まった「杭州世界遺産ガーディアン」企画では、西湖・大運河・良渚でスタンプを集めると限定の世界遺産パスポートと記念印がもらえます。1日足して良渚まで行けば3か所すべてを回れます。企画の内容は出発前に公式情報をご確認ください。

出発前のチェック:交通・決済・予算・旅行時期

市内の移動は地下鉄と西湖の循環バスが中心です。地下鉄は距離制運賃で、「1人1枚、同じ乗車券で入場・出場」が原則です。杭州地下鉄アプリで1・3・5・7日間の電子乗車券を購入でき、乗車用QRコードは杭州地下鉄アプリやアリペイ、WeChatのミニプログラムなどで取得できます。入場から240分以内に出場する必要があり、超えると最高運賃を支払うことになります。身長1.3m未満の子どもは大人と一緒なら無料です。

51番・52番バスは西湖を時計回り・反時計回りに回り、7番と87番は西湖と霊隠一帯を通ります。タクシーはメーター制で、行き先を中国語で見せるとスムーズです。杭州は2026年、外国人旅行者向けデジタルサービスのモデル都市に選ばれ、空港到着時のサポート、SIM・eSIMの即時開通、海外決済手段、免税還付などのサービスがあるので、出発前に決済手段を準備しておきましょう。ビザ免除などの査証制度はよく変わるので、出発前に公式情報を必ずご確認ください。

予算は宿泊費が大部分を占めます。宿泊費と食費は日付によって大きく変わるため、予約サイトでご確認ください。交通費は地下鉄と循環バス中心なら抑えられ、タクシーを使うと初乗り13元(3km)+距離運賃です。于謙故居は無料で、博物館や大運河クルーズの料金は公式情報をご確認ください。

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よくある質問

杭州は2泊3日で足りますか?

ガイドでは2泊3日〜3泊4日がちょうどよいとしています。2泊3日なら清河坊、茶畑と大運河・拱宸橋、西湖・雷峰塔を1日ずつ回れ、もう1日あれば良渚古城遺跡を加えられます。

蕭山空港から市内へはどう行きますか?

空港駅には地下鉄1・7・19号線が乗り入れ、運賃は距離制です。駅は00:27に閉まるため、それ以降に到着したら深夜の空港バス(武林門行き約60分・20元、杭州東駅線約80分・28元)を利用しましょう。バスは実名制なのでパスポートが必要です。

地下鉄はどうやって乗りますか?

距離制運賃で、杭州地下鉄アプリで1・3・5・7日間の電子乗車券を購入できます。乗車用QRコードは杭州地下鉄アプリやアリペイ、WeChatのミニプログラムなどで取得でき、入場から240分以内に出場する必要があります。

杭州旅行に良い時期はいつですか?

春(4〜5月、平均最高気温約22〜27°C)と秋(10〜11月、約24°C・18°C)が歩きやすい時期です。6月は一年で最も雨が多い月(約258mm)で、7〜8月は平均最高気温が約33〜34°Cと暑くなります。

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