杭州旅行ガイド

西湖の向こうの丘に建つ雷峰塔。
雷峰塔と西湖 · 写真: Windmemories / CC BY-SA 4.0

浙江省の省都で、中国七大古都のひとつ、南宋の都が置かれた街です。13世紀にはマルコ・ポーロが「世界で最も優美で壮麗な都市」と呼んだと伝えられます。西湖、京杭大運河、良渚古城遺跡と、ユネスコ世界遺産が3つもあります。湖畔の散策や龍井茶、東坡肉などの杭州料理が好きな方に。

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韓国外交部の渡航警報: 目的地:レベル1(渡航注意) · 国内の一部地域に警報あり

国内のほかの地域: レベル1(渡航注意) — 一部地域: 特別旅行注意報:チベット、新疆ウイグル自治区 / レベル1:その他の地域

2026年10月26日確認 · 詳細 ↗ これは韓国政府の渡航警報です。ご自身の国の政府の渡航情報も確認してください。

杭州旅行の準備

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このページの内容

ひと目でわかる基本情報

通貨
CNY (¥)
電圧・プラグ
220V · タイプ A/C/I
車の通行
右側通行
チップ
不要
現地の言語
中文(简体)
おすすめ滞在日数
2泊3日〜3泊4日

緊急連絡先

ベストシーズン

春(4〜5月、平均最高気温約22〜27℃)と秋(10〜11月、約24℃・18℃)が歩きやすく、10〜11月は月降水量が約74〜75mmと一年でも雨が少ない時期です。6月は最も雨が多く(約258mm)、7〜8月は平均最高気温が約33〜34℃と蒸し暑くなります。1月の平均最低気温は約2℃です。春は茶畑で新茶が摘まれ、夏は西湖に蓮の花が咲きます。天気と台風の情報は出発前に公式予報をご確認ください。

月別の平年気温・降水量

最も暖かい月7月(平均最高34.0°C)・最も涼しい月1月(平均最低2.2°C)・降水量が最も多い月6月(258.2mm)

最高 °C最低 °C降水量 mm
1月8.6°2.2°93.3
2月11.1°4.0°89.9
3月15.9°7.6°135.7
4月22.1°13.0°116.8
5月26.9°18.0°126.8
6月29.2°21.8°258.2
7月34.0°25.6°167.5
8月33.4°25.4°176.8
9月28.7°21.4°113.3
10月23.6°15.8°74.1
11月17.7°10.0°75.2
12月11.3°4.3°64.2

日最高・日最低気温の月平均と月降水量の平年値です。年によって異なります。

出典:中国気象局提出 · WMO平年値集(米国NOAA NCEI公開)・杭州観測所・1991–2020年の平年値 —元の資料

空港から市内へ

地下鉄(1・7・19号線)

杭州蕭山国際空港(HGH)の蕭山国際機場駅には地下鉄1・7・19号線が乗り入れています。19号線は杭州西駅(火車西站)・永盛路方面、7号線は呉山広場・江東二路方面、1号線は湘湖・臨平方面です。駅は05:50に開き00:27に閉まり、最終列車の発車5分前からは改札に入れない場合があります。地下鉄の問い合わせは96600。

所要時間 公式情報をご確認ください料金 距離制運賃(公式情報をご確認ください)

深夜の空港バス

地下鉄の終了後は空港バスがあります。武林門行きは23:30〜01:30に出発し、01:30以降は便の到着に合わせて出発します(約60分、20元)。杭州東駅線は23:50・00:30・01:10・01:50発で、杭州駅(城站)・杭州東駅を経由します(約80分、28元)。乗り場は交通センター1階北西側の空港バスターミナルで、実名制のためパスポートが必要です。

所要時間 約60〜80分料金 20〜28元

近郊都市への長距離バス

空港バスターミナルからは浙江省の主な市・県へ20以上の路線があります。例えば紹興40元(約90分)、烏鎮60元(約90分)、義烏72元(約100分)です。切符は実名制で、路線と時刻は天候や道路状況で変わるため、当日の公式情報をご確認ください(問い合わせ0571-86662519)。

所要時間 路線により約60〜100分以上料金 路線による(公式情報をご確認ください)

タクシー

タクシー乗り場はT3到着階14番ゲートの外と、T4と交通センター1階の連絡通路にあります。一般タクシーは3kmまで初乗り13元、3〜10kmは1kmあたり2.5元、10kmを超える部分は1kmあたり3.75元です。メーターの金額どおりに払い、値段交渉はせず、領収書を受け取りましょう。乗車拒否や値段交渉があれば現場の係員に伝えてください。

所要時間 交通状況による料金 初乗り13元+距離運賃

市内の移動

地下鉄

距離制運賃で、「1人1枚、同じ乗車券で入場・出場」が原則です。杭州地下鉄アプリで1・3・5・7日間の電子乗車券を購入でき、身長1.3m未満の子どもは大人と一緒なら無料です。乗車用QRコードは杭州地下鉄アプリやアリペイ、WeChatのミニプログラムなどで取得できます。

西湖の循環バス

51番・52番バスが西湖を時計回り・反時計回りに回り、好きな場所で乗り降りできます。冷房付きの内回り・外回り路線もあり、7番と87番は西湖と霊隠一帯を通ります。雷峰塔や断橋の近くで降りられます。

大運河クルーズ

京杭大運河の南端、武林門埠頭(拱墅区環城北路208号の切符売り場)から運河を北へ上り、拱宸橋一帯を眺められます。運航時間と料金は公式情報をご確認ください。

タクシー

メーター制です。行き先を中国語で見せるとスムーズです。

泊まるならこのエリア

西湖周辺(南山路・北山路)

おすすめ: 初めての訪問、湖畔の散策、博物館

「三方を山に、一方を街に囲まれた」西湖に沿って、西湖博物館、蘇堤、雷峰塔、唐雲芸術館などが集まっています。循環バスで湖を一周しながら好きな場所で降りられます。

清河坊・中山路(旧市街)

おすすめ: 古い街並みの散策、朝ごはん

西湖から数百mの清河坊は、南宋の時代から商業の中心だった歴史ある通りです。中山路には焼き餃子、ワンタン、卵焼き餅、焼売などの朝ごはんを出す昔ながらの軽食店が多くあります。

大運河・拱宸橋(拱墅区)

おすすめ: 運河の風景、夜景、博物館

京杭大運河の南端のシンボル拱宸橋と、その東岸の京杭大運河博物館があります。拱墅区という地名も拱宸橋に由来します。武林門埠頭からクルーズ船で来るのもおすすめです。

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必見スポット

  1. 西湖

    南北3.3km、東西2.8km、周囲15km、面積5.6㎢の浅い湖で、平均水深は約2.5mです。千年以上にわたる浚渫と造景で生まれた「人と自然の合作」で、「二堤三島」「西湖十景」、龍井の茶畑などからなる「杭州西湖の文化的景観」が2011年にユネスコ世界遺産に登録されました。

  2. 蘇堤・蘇東坡記念館

    北宋の文人・蘇東坡(蘇軾)は2度杭州に赴任し(1071年・1089年)、西湖を浚渫して堤を築きました。蘇堤南端の蘇東坡記念館は1989年に開館し、1階では杭州での業績、2階では文学作品を紹介しています。裏手の碑廊では各時期の書を刻んだ石碑が見られます。

    北山路から眺めた西湖の蘇堤と湖面。
    北山路から見た蘇堤 · 写真: 江上清风1961 / CC BY 3.0
  3. 雷峰塔

    西湖南岸の夕照山に建つ塔です。北宋の977年に初めて建てられ、1924年に倒壊したのち、2002年に同じ場所に再建されました。西湖の循環バスで塔の近くまで行けます。

  4. 西湖博物館

    中国初の湖をテーマにした博物館で、2005年10月1日に開館しました。22,480㎡の敷地で建物の大部分が地下にあり、湖の景観を損ないません。常設展「西湖天下景」では、西湖の成り立ちや浚渫の歴史、詩や絵画に描かれた西湖を紹介しています。開館時間は公式情報をご確認ください。

  5. 中国茶葉博物館

    中国で唯一、茶と茶文化をテーマにした国家一級博物館です。双峰館区(龍井路88号、1991年開館)では「中国茶文化」「西湖龍井茶」の展示を、龍井村近くの茶畑に囲まれた龍井館区(翁家山268号、2015年開館)では展示と体験を楽しめます。開館時間と予約は公式情報をご確認ください。

  6. 京杭大運河・拱宸橋

    2,500年以上使われてきた世界最古・最長の人工運河で、杭州区間は39kmです。明代末に架けられた拱宸橋は杭州の古い橋の中で最も高く長い石造アーチ橋で、大運河南端のシンボルです。橋の東岸の京杭大運河博物館(2006年開館)は、運河の歴史を紹介する中国初の博物館です。

    京杭大運河に架かる石造りのアーチ橋、拱宸橋。
    京杭大運河・拱宸橋 · 写真: Zhangzhugang / CC BY-SA 4.0
  7. 清河坊歴史街区

    杭州が「臨安」の名で南宋の都だった時代から商業の中心だった、広さ13haの歩行者街です。老舗が並ぶなかに、1874年創業の薬局を生かした中医薬の博物館もあります。近くの祠堂巷42号にある于謙故居は無料で公開されています。

  8. 良渚古城遺跡

    紀元前3300〜2300年ごろの稲作文明を伝える遺跡で、中国文明5,000年の歴史の証とされています。2019年7月にユネスコ世界遺産に登録され、面積は約14.34㎢です。出土品は良渚博物院で見られます。開放時間と予約は公式情報をご確認ください。

ツアー・チケット →

ぜひ食べたいもの

東坡肉(トンポーロウ)

脂身と赤身が半々の豚肉を角切りにし、酢・ネギ・ショウガ・砂糖と一緒に密閉した鍋で弱火でじっくり煮込んだ料理です。西湖を浚渫した蘇東坡の名に由来します。

西湖醋魚

主に草魚を使い、砂糖と酢で甘酸っぱく仕上げた浙江の代表料理です。「甘さの中の酸っぱさを忘れるな」という宋代の物語が伝わります。

宋嫂魚羹(魚のとろみスープ)

南宋から伝わるとろみのある魚のスープで、カニの身のような味わいとつややかな見た目が特徴です。

叫化鶏(乞食鶏)

鶏を蓮の葉で包み、泥で覆って何時間も焼き上げる料理で、300年以上の歴史があるといわれます。

西湖蓴菜湯(ジュンサイのスープ)

西湖のジュンサイに鶏肉とハムを合わせたスープで、緑・赤・白の彩りも楽しめます。

桂花糖藕(もち米入りレンコン)

レンコンの穴にもち米を詰めて煮たあと、キンモクセイと砂糖で蒸し上げる杭州のデザートです。

1日の予算(1人)

節約交通:地下鉄と西湖の循環バスを中心に回れば交通費は抑えられます。于謙故居は無料公開。深夜の空港バス(武林門行き)20元。宿泊費と食費は日付によって大きく変わるため予約サイトでご確認ください
標準タクシーを使う場合:初乗り13元(3km)+距離運賃。博物館や大運河クルーズの料金は公式情報をご確認ください。宿泊費と食費は予約サイトでご確認ください
ゆったり宿泊費が予算の大部分を占めます。日付ごとの料金を予約サイトで比較してください

金額は現地通貨のおおよその目安です。為替レートは出発前に確認してください。

モデルコース

  1. 1日目

    午前は西湖博物館、循環バスか徒歩で蘇堤と蘇東坡記念館へ、午後は雷峰塔、夜は清河坊を散策して東坡肉と西湖醋魚。

  2. 2日目

    午前は中国茶葉博物館(龍井館区または双峰館区)で茶畑の風景、午後は武林門埠頭から大運河クルーズ、続いて拱宸橋と京杭大運河博物館、夜は拱宸橋の夜景。

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