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台中と台南、初めてならどっちに行く?

山に囲まれた日月潭の午後の風景
日月潭 · 写真: Mitchell Hirsch / CC BY 2.0

湿地や湖の風景と夜市の台中か、古い要塞や寺院と路地グルメの台南か。玄関口の空港、市内の移動、月ごとの気候、見どころと曜日の注意点をガイドと平年値で比べました。

公開

桃園空港 (TPE)行きの航空券

ひと言で選ぶなら

台中は台湾中部の大都市で、気候は比較的穏やかです。夜市やカフェ、タピオカミルクティーをのんびり楽しめます。高美湿地の夕日、カラフルな壁画に覆われた彩虹眷村、曲線の建築で知られる台中国家歌劇院を見て、山に囲まれた湖の日月潭へ日帰りもできます。

台南は台湾で最も古い都市の一つです。オランダ時代の要塞跡に建てられた赤崁楼、孔子廟、神農街が集まる旧市街を歩いて回り、海辺の安平で古い要塞の跡や、ガジュマルの根に覆われたかつての倉庫を見られます。路地ごとにある素朴な郷土料理も大きな魅力です。

こんな人に:台中は、バスやタクシーで湿地や湖の風景を訪ね、夜は逢甲夜市で過ごしたい人。台南は、古い要塞や寺院、路地をゆっくり歩いて歴史とグルメの旅をしたい人。

赤い瓦屋根が重なる赤崁楼の文昌閣
赤崁楼 · 写真: Mk2010 / CC BY-SA 4.0

空港から市内へ:玄関口の空港が違います

台中の玄関口は桃園国際空港(TPE)です。空港MRTで高鉄桃園駅へ行き、高速鉄道で高鉄台中駅まで向かうと、空港から全体で約1.5〜2時間です。高鉄台中駅は中心部から離れているため、MRT緑線、隣の新烏日駅からの在来線、またはバスでさらに約15〜30分かかります。

台中国際空港に着いたら、台湾好行555番(台中機場快捷線)で市内まで約30分です。一方向に回る循環路線で、車内には大きな荷物を置くスペースがあります。空港から台中駅(約50分)や朝馬バスターミナル(約30分)へ向かう路線バスもあるので、路線番号と時刻表は公式情報をご確認ください。

台南空港(TNN)は市街の南にあり、国際線の運航状況は航空会社の公式案内を確認してください。H31番バスが高鉄台南駅、空港、台南市政府を結び、105番バスは台南駅方面へ向かいます。高雄国際空港(KHH)経由なら、MRTレッドラインと台湾鉄道の列車で台南駅まで全体で約45分〜1時間、桃園国際空港経由なら空港MRT、高速鉄道、沙崙線を乗り継いで台南駅まで全体で約3時間です。

日数と市内の移動

どちらのガイドも3〜4日を目安にしています。台中のガイドは、逢甲夜市、彩虹眷村・台中国家歌劇院・高美湿地、日月潭への日帰りで日を分け、台南のガイドは、旧市街、安平、四草緑色トンネルと奇美博物館で一日ずつ分けています。

移動のしかたはかなり違います。台中は市内移動の中心がバスで、MRTは高鉄台中駅から市の北部まで走る緑線の一路線のみです。バスで行きにくい湿地や郊外の見どころへは、タクシーや配車アプリが便利です。

台南にはMRTがなく、バスが公共交通の中心で、本数の少ない路線も多いです。地図アプリで時刻表を確認し、安平や四草へはタクシーも組み合わせると便利です。観光客向けの台湾好行の安平線は、孔子廟や赤崁楼を通って安平へ向かい、赤崁楼、孔子廟、神農街はすべて徒歩圏内です。

月ごとの気候を並べて比較

台中のガイドは10〜4月、台南のガイドは10〜3月を、雨が少なく晴れが多い最適な時期としています。台南は冬も穏やかだそうです。どちらの都市も5〜9月は暑くにわか雨が多く、夏から秋にかけては台風の可能性があります。旧正月の時期は多くの店が休み、観光地が混雑します。

台湾 中央気象署(CWA)の台中観測所と台南観測所の1991–2020年の平年値で見ると、気温の差は大きくありません。1月の最高気温は台中22°C、台南23°C、最低気温は台中13°C、台南15°Cです。7月の最高気温はどちらも33°Cです。

違いが出るのは降水量です。4月は台中127mm、台南70mm、5月は台中250mm、台南166mmです。8月は台中341mm、台南466mmで順番が逆になります。どちらも8月が一年で最も雨が多い月です。台中は11月(24mm)が最も雨が少ない月です。台南は12月(16mm)が最も雨が少ない月です。

現地で楽しむこと:湿地と湖か、要塞・寺院・路地か

台中を代表する風景は市外に多くあります。高美湿地は風力発電機が並ぶ干潟の夕日で知られますが、風が強く、潮の状況によって立ち入れる場所が変わるので、現地の案内に従いましょう。日月潭はバスで約二時間かかるので丸一日を見込み、遊覧船や湖畔のサイクリングを楽しみます。市内では逢甲夜市、30分〜一時間で見られる彩虹眷村、台中国家歌劇院、湖に建つあずまやが街のシンボルの台中公園を回れます。

台南は歩いて巡る歴史の旅です。赤崁楼は毎日08:30〜21:30開館で、ライトアップも見られます。海辺の安平には、17世紀にオランダが築いた要塞の跡である安平古堡と、かつての倉庫を巨大なガジュマルの根が覆い尽くした安平樹屋があります。3か所とも一般入場料は約70台湾ドルです。小舟でマングローブのトンネルを進む四草緑色トンネルもあります。

食べ物の個性も違います。台中はタピオカミルクティー発祥の地とされる都市の一つで(一杯約50〜90台湾ドル)、薄いパイ生地に甘い麦芽あめを包んだ太陽餅が定番の菓子です。台南は、エビのスープの担仔麺、朝早くに食べる地元の人が多い牛肉湯、お粥やスープにする虱目魚(サバヒー)料理、トーストにクリームシチューを詰めた棺材板が代表的です。

夕暮れの曇り空の下、風力発電機が並ぶ高美湿地
高美湿地 · 写真: 阿爾特斯 / CC BY 3.0
巨大なガジュマルの根に覆われた古い倉庫の建物
安平樹屋 · 写真: Mk2010 / CC BY-SA 4.0

選び方:宿の拠点、曜日、2都市の組み合わせ

郊外の風景を訪ね、夜は夜市で過ごす旅なら台中、旧市街を歩いて寺院と路地グルメを楽しむ旅なら台南が向いています。台南に泊まるなら、赤崁楼周辺の中西区が初めての訪問に便利です。台中は、鉄道での移動が多ければ台中駅周辺、夜市が目的なら逢甲夜市周辺(夜遅くまでにぎやかでうるさいことも)、ショッピングなら西屯(宿泊費はやや高め)が拠点になります。

曜日も確認しましょう。台南の花園夜市は毎日ではなく主に木・土・日曜の夜に開き、奇美博物館は水曜休館です。台中の国立自然科学博物館は月曜休館(祝日を除く)で、日月潭のバスは週末に混むので帰りの最終バスを確認してください。

どちらの都市も高速鉄道の駅は中心部から離れています。高鉄台中駅からはMRT緑線、新烏日駅からの在来線、バスで、高鉄台南駅からは隣の沙崙駅から沙崙線(約20〜40分)かH31番バスで市内へ向かいます。2都市間の所要時間と運賃は、出発前に公式情報で確認してください。ビザなしの滞在期間など入国条件は変わることがあるので、出発前に台湾政府の公式情報をご確認ください。

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よくある質問

台中と台南、自分に合うのはどっち?

湿地や湖の風景と夜市を楽しみたいなら台中、古い要塞や寺院を歩いて回り、路地グルメを味わいたいなら台南が向いています。どちらのガイドも3〜4日を目安にしています。

いつ行くのがいいですか?

台中のガイドは10〜4月、台南のガイドは10〜3月を最適な時期としています。1月の平年値は台中が最高22°C・最低13°C、台南が最高23°C・最低15°Cです。5〜9月はどちらも暑くにわか雨が多いです。

公共交通だけで回れますか?

台中はバスが中心で、MRTは緑線の一路線のみなので、湿地や郊外の見どころへはタクシーや配車アプリが便利です。台南はMRTがなく本数の少ないバス路線も多いので、地図アプリで時刻表を確認し、必要に応じてタクシーも組み合わせましょう。

どの空港から入ればいいですか?

台中へは桃園国際空港から空港MRTと高速鉄道で全体で約1.5〜2時間、台中国際空港からは555番バスで市内まで約30分です。台南へは台南空港のほか、高雄国際空港経由(台南駅まで約45分〜1時間)、桃園国際空港経由(約3時間)の方法があります。国際線の運航状況は航空会社の公式案内を確認してください。

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