モデルコース · 日本
長崎の旧市街を歩く一日:眼鏡橋から出島へ

眼鏡橋と中島川沿いの遊歩道、新地中華街でのランチ、出島、路面電車で向かう大浦天主堂とグラバー園、稲佐山の夜景まで、昔の長崎を一日で歩く順番をまとめました。
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この一日のイメージ:路面電車と徒歩で昔の長崎をつなぐ
長崎は江戸時代に西洋への窓口だった港町です。この記事では、その面影が残る場所だけを選び、一日で歩く順番をまとめました。中島川の眼鏡橋から歩き始め、浜町方面を通って新地中華街で昼食をとり、復元された出島を見てから路面電車で大浦方面へ。丘の上の大浦天主堂とグラバー園を歩きます。余力があれば、夜は稲佐山の夜景で締めくくりましょう。
空港から市内への行き方や、平和公園・軍艦島まで入れた4日間の全体コースは長崎初めての旅の記事にあります。全体の日程はその記事で組み、この記事は旧市街を歩く一日をくわしく準備するときに使ってください。
朝:眼鏡橋と中島川沿いの遊歩道
一日の始まりは眼鏡橋です。中島川に架かる、日本最古の石造アーチ橋といわれる橋で、川面に映った姿が眼鏡のように見えることからこの名が付きました。橋を見るだけで通り過ぎず、川沿いの遊歩道を歩きながら川面に映る姿も一緒に眺めてみましょう。
眼鏡橋は繁華街の浜町・思案橋から歩いて行けます。アーケード商店街や飲食店、バーが集まるエリアなので、この近くに泊まれば朝そのまま歩いて一日を始められます。長崎駅周辺に泊まるなら、路面電車と徒歩を組み合わせて動きましょう。
昼:浜町を通って新地中華街へ
浜町・思案橋からは眼鏡橋にも新地中華街にも歩いて行けるので、朝の散策から昼食まで歩いてつなげやすいです。坂が始まる前なので、この区間は気軽に歩けます。
新地中華街はちゃんぽんや皿うどんの店が集まる場所です。昼食に一杯食べ、食べ歩き用に角煮まんじゅうを一つ持てば、午後の散策の準備は完了です。
- 長崎ちゃんぽん:豚骨と鶏のスープに太麺と魚介・野菜をたっぷり入れて煮込んだ、長崎を代表する麺料理
- 皿うどん:パリパリに揚げた細麺、または炒めた太麺に、魚介と野菜のとろみのあるあん
- 角煮まんじゅう:甘辛く煮込んだ豚の角煮をふんわりした生地で挟んだおやつ。中華街の散策中にぴったり
午後:橋を渡って出島へ
新地中華街と復元された出島は近いので、昼食のあとすぐに向かえます。出島は江戸時代にオランダとの貿易の窓口だった扇形の人工島です。橋を渡って入り、中には商館の建物が復元されています。
開館時間と料金は出発前に公式情報をご確認ください。午後は丘の上の南山手へ続くので、出島で過ごす時間を前もって決めておくと安心です。

夕方:路面電車で大浦方面、丘の上の南山手へ
出島から大浦方面へは路面電車に乗ります。路面電車は長崎駅・平和公園・出島・新地・大浦を結ぶ、観光の基本となる交通手段で、運賃は均一で約150円です。Suicaなどの全国交通系ICカードとクレジットカードのタッチ決済が使えますが、支払い方法は変わることがあるので、現地の案内をご確認ください。
南山手は丘の上に教会や古い洋館が残るエリアです。大浦天主堂は江戸時代末期に建てられた日本最古級の教会の一つで、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産です。今もミサが行われる信仰の場なので、静かに見学し、見学のルールと撮影制限を守ってください。料金は公式情報をご確認ください。
グラバー園は世界遺産の旧グラバー住宅をはじめ、明治時代の洋館が集まる丘の上の庭園です。港の眺めがよく、時期によって夜間開園もあります。坂が急なのでゆっくり歩き、開園時間と料金は公式情報をご確認ください。

夜:余力があれば稲佐山の夜景
一日を夜景で締めくくりたいなら稲佐山へ。山頂の展望台から港町全体を見渡せる夜景の名所で、ロープウェイで約5分で上れます。稲佐山方面へは市内バスで行きます。
ロープウェイの運行時間や点検による運休は公式情報をご確認ください。夕方以降は待ち時間が長くなることがあるので、一日中歩いた日は無理をせず、別の日の夜に回しても大丈夫です。市内バスには一日乗車券や24時間乗車券もあるので、観光案内所でご確認ください。
いつ歩く?出発前のチェック
散策に最適なのは3〜5月と10〜11月です。気象庁の長崎観測所の1991–2020年の平年値では、4月は最高20°C・最低12°C・降水量153mm、10月は最高24°C・最低17°C・降水量102mmです。6月〜7月上旬は梅雨で雨が多く、夏は蒸し暑くなります。8〜9月は台風が来ることがあるので、天気予報をこまめに確認しましょう。
ガイドの予算の目安は、節約派で一日約7,000円(ビジネスホテル、ちゃんぽん、路面電車)です。路面電車の一日乗車券もあり、価格は公式情報をご確認ください。平和公園・軍艦島まで入れた全体の日程や、九州のほかの都市との比較記事もあわせてどうぞ。
- 坂と階段が多い街:歩きやすい靴を履き、上り坂では路面電車やバスを組み合わせる
- 路面電車:約150円、全国交通系ICカード・クレジットカードのタッチ決済
- 出島・グラバー園の開館時間と料金、大浦天主堂の料金:公式情報を確認
- 教会は信仰の場:見学のルールと撮影制限を守る
- お土産:ポルトガルから伝わった菓子をもとに発展したカステラ
- 入国手続きとオンライン入国申告:出発前に日本政府・大使館の公式情報を確認
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よくある質問
このコースは一日で歩けますか?
眼鏡橋と新地中華街は浜町・思案橋から歩いて行け、新地中華街と出島は近いです。大浦方面へは路面電車を使い、南山手は坂が急なのでゆっくり歩きましょう。稲佐山の夜景は余力があるときに加えてください。
路面電車の運賃はいくらですか?
均一で約150円です。Suicaなどの全国交通系ICカードとクレジットカードのタッチ決済が使えます。一日乗車券の価格は公式情報をご確認ください。
出島とグラバー園は何時まで開いていますか?
開館時間と料金は出発前に公式情報をご確認ください。グラバー園は時期によって夜間開園もあります。
歩くのに良い時期は?
3〜5月と10〜11月が散策に最適です。6月〜7月上旬は梅雨、8〜9月は台風が来ることがあるので、天気予報をこまめに確認しましょう。
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ⓘ 写真の出典
- Sengan-en Garden · KimonBerlin / CC BY-SA 2.0


