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煙台と青島、初めてならどっちに行く?

同じ山東半島にある海辺の二つの街です。島と蓬莱閣、ワインの煙台と、赤い屋根の旧市街とビールの青島を、空港、日数、季節、見どころで比較しました。
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ひと言で選ぶなら
煙台は山東半島の北岸にある港町で、海岸線は1,071kmに及びます。芝罘の旧市街で朝陽街、煙台山、所城里を歩き、1元の海岸観光バスで海辺を巡れます。蓬莱では海辺の蓬莱閣を、船に乗れば151の島が連なる長島を訪ねられ、ワイン、リンゴ、海鮮でも知られています。
青島は同じ山東半島の海辺の街で、赤い屋根のヨーロッパ風の古い街並み、海沿いの遊歩道、ビール、海鮮で知られ、週末の小旅行にもぴったりです。見どころは旧市街に歩ける距離で集まり、東には山と海が出合う嶗山があります。
こんな人に:煙台は島や海水浴場、古い楼閣、ワイナリーなど、海と郊外を広く巡りたい人に。青島は旧市街と海沿いの遊歩道を歩き、夜は生ビールと海鮮を楽しみたい人に向いています。
空港から市内へ、そして市内の移動
煙台蓬莱国際空港(YNT)は蓬莱区にあります。空港バスの切符は第2ターミナル(T2)到着ホール6番ゲートの売り場で買え、黄渤海新区、牟平、蓬莱、龍口、莱陽・棲霞方面のほか、煙台南駅や煙台バスターミナルへの路線が案内されています。時刻と路線はよく変わるため、バス会社の公式のお知らせか電話でご確認ください。タクシーは第2ターミナル到着階の7番ゲートの真向かいで乗れます。
青島膠東国際空港(TAO)は市街から北へかなり離れています。2026年9月に地下鉄8号線が全線開通し、空港から五四広場まで乗り換えなしで行けます。停車駅の少ない快速列車は運行時間帯が決まっているので、公式情報をご確認ください。
市内の移動も性格が違います。煙台では17路バスと「八仙」テーマの海岸観光路線が運賃1元で海岸線に沿って走り、芝罘湾広場から所城里へ続く公式のおすすめ散策コース(約5.3km)はすべて歩いて回れます。高速鉄道の駅が複数あるので、行き先に近い駅を選びましょう。青島では地下鉄が旧市街、五四広場、海岸エリアを結び、どの駅でも手荷物検査があるので時間に余裕を持ちましょう。桟橋から八大関、五四広場までは海沿いの遊歩道を歩けます。
- 煙台の空港バス:第2ターミナル到着ホール6番ゲートの売り場(時刻と運賃は公式情報を確認)
- 煙台のタクシー:第2ターミナル到着階の7番ゲートの真向かい、目的地の住所は中国語で用意
- 煙台の高速鉄道駅:煙台駅、芝罘駅、煙台西駅、牟平駅、蓬莱駅(列車の時刻は鉄道の公式情報を確認)
- 青島の地下鉄8号線:五四広場まで快速列車で約40分から(普通列車はさらにかかります)
- 青島の空港バス:市内まで約1時間〜1時間30分、約25〜30元
- 青島のタクシー:空港の公式タクシー乗り場から、市内まで約50分〜1時間、メーター制
何日必要?お金はどこにかかる?
どちらのガイドも2泊3日〜3泊4日をすすめています。ただし煙台は、長島の島々をしっかり巡るなら島でさらに2〜3日必要です。煙台ガイドの日程は旧市街の散策、塔山と海岸(または養馬島)、蓬莱、長島の順で、青島は桟橋と旧市街、信号山公園、聖ミカエル大聖堂、八大関、五四広場の夜景、ビール博物館と海水浴場か嶗山へと続きます。
費用は街ごとに分けて書きました。青島ガイドは一人一日あたりの予算を段階別に示し、煙台ガイドは交通費や入場料を項目別に示したうえで、宿泊費と食費は日付によって大きく変わるため予約サイトで確認するよう案内しています。
- 青島の節約旅:一人一日約300元(ゲストハウス、地元の食堂、地下鉄)
- 青島の中間予算:一人一日約600〜900元(市内のホテル、海鮮レストラン、入場料)
- 青島のゆったり旅:一人一日約1,500元以上(海の見える高級ホテル、運転手付きの車)
- 煙台:海岸観光バス17路は1元、海水浴場や養馬島などの海辺のスポットは無料、煙台山も2026年10月時点で無料
- 煙台:長島への船は片道45元(一般客船)、長島の共通入場券は129元、月亮湾のアザラシへの餌やりは30元
- 煙台:蓬莱閣の入場料、空港バスの運賃、ワイナリー見学の料金は公式情報を確認
- 青島では海鮮を重さで値付けする店が多いです。注文前に1斤(500g)あたりの価格と調理代を確認しましょう
いつ行く?季節と天気
二つのガイドがすすめる時期は同じです。煙台ガイドは5〜6月と9〜10月が海辺の散策に向いているとし、青島ガイドも5〜6月と9〜10月を過ごしやすく晴れが多い最適な時期としています。
下の青島の数字は、中国気象局提出 · WMO平年値集(米国NOAA NCEI公開)の青島観測所の1991–2020年の平年値(最高/最低気温、月降水量)です。煙台は数字の代わりに煙台ガイドの季節の案内を載せたので、月ごとの気温と降水量は出発前に公式の気象情報で確認してください。
夏について、煙台ガイドは7〜8月を海水浴シーズンとし、青島ガイドは7〜8月は海水浴客で混雑し、夏のビール祭りの期間はホテルがすぐ埋まるとしています。煙台ガイドによると秋は朝晩が涼しく昼夜の気温差が大きいので、海辺では風よけの上着があると安心です。冬の煙台は寒いので暖かい服を用意し、青島は海風が冷たいです。青島は春に海霧や黄砂が発生することがあります。
国慶節の連休(10月1日前後)はどちらの街も観光地が混み合い、煙台では連休中に養馬島で交通規制が行われることがあります。煙台から島へ渡る船は強風や濃霧で欠航することがあるので、長島へ行く日は天気予報を確認しましょう。
- 青島 1月:3°C/-2°C・10mm
- 青島 5月:21°C/14°C・64mm
- 青島 6月:24°C/19°C・71mm
- 青島 8月:29°C/23°C・160mm
- 青島 9月:26°C/20°C・69mm
- 青島 10月:20°C/14°C・36mm
何を見て何を食べる?
煙台の市内は芝罘の旧市街と海岸です。古い建物に店やカフェが入る朝陽街、アジアに現存する最も完全な近代領事館建築群があると紹介される煙台山(灯台や海辺の惹浪亭もあります)、600年以上の歴史を持つ灰色のれんがの路地が続く所城里が歩いてつながります。東の海岸は第一海水浴場の日の出から月亮湾とアザラシの公園へ続き、芝罘の南の塔山は三和塔まで約3.5km、登りは約1時間、下りはロープウェイで約10分です。
煙台は郊外も大きな魅力です。蓬莱では「八仙過海」の伝説で知られる蓬莱閣で、海を見下ろす古い城壁や海を越えるロープウェイ、桟道を歩けます。蓬長客港から船で約45分の長島は、黄海と渤海が出合う海峡に151の島が連なります。色とりどりの丸い石の月牙湾(石の持ち帰りは禁止)、海食崖と灯台の夕景が見事な九丈崖、黄海・渤海の境界線が見える烽山林海が代表的な見どころです。「東洋のハワイ」と呼ばれる養馬島の「ゼリーの海」、1892年にワイン会社が創業した芝罘のワイン文化、蓬莱の丘山の谷のワイナリーもあります。
青島は旧市街と海辺の散策が中心です。海に長く延びる桟橋、旧市街の赤い屋根と海を一望できる信号山公園、二本の尖塔を持つ聖ミカエル大聖堂、さまざまな建築様式の古い別荘が集まる八大関風景区、ビールの歴史を学べ試飲もできるビール博物館、五四広場の夜景が定番です。海に面した山に古い道教寺院がある嶗山は市街から遠いので、丸一日を見込みましょう。
食はどちらも海鮮が中心です。煙台はユムシご飯(海腸撈飯)、サワラの水餃子(鮁魚水餃)、でんぷんの寄せ物を焼いた煙台燜子、海鮮すいとんスープ、牟平の串焼き、秋の煙台のリンゴや莱陽のナシが代表で、青島はアサリの辛味炒めと生ビール、魚の水餃子、羊肉串が代表です。


どう選ぶ?両方行くなら
島や海水浴場、古い楼閣、ワイナリーまで海と郊外を広く巡りたいなら煙台、赤い屋根の旧市街と海沿いの遊歩道を歩き、生ビールと海鮮で夜を過ごしたいなら青島が合います。両方行くなら二つのガイドの日数(どちらも2泊3日〜3泊4日)を足して計画し、長島まで行くなら島で過ごす日を別に取りましょう。二つの街の間の移動方法と所要時間は、出発前に公式情報で確認してください。
大連と青島で迷っているなら、下の比較記事も参考にしてください。出発前にはこちらも確認しましょう。
- ビザなし入国などの入国条件はよく変わるので、中国大使館の公式情報で確認する
- 長島行きの船に乗るときは身分確認があるのでパスポートを持参する(他地域の車両は島に入れません)
- 青島ガイドによると、中国では一部の海外アプリやサービスが使えないことがあります。通信手段(ローミング、eSIMなど)と中国の地図アプリを事前に準備する
- 青島は空港が市街から遠いので、帰国日は移動時間に余裕を持つ
- 入場料、開館時間、船の時刻は変わることがあるので公式情報で確認する
煙台旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
青島旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
初めてなら煙台と青島のどちらがいいですか?
島や海水浴場、蓬莱閣など海と郊外を広く見たいなら煙台、旧市街の散策と生ビール、海鮮が目的なら青島です。どちらのガイドも2泊3日〜3泊4日をすすめています。
いつ行くのがいいですか?
どちらのガイドも5〜6月と9〜10月をすすめています。青島の平年値(1991–2020年)では5月が21°C/14°C、10月が20°C/14°Cです。国慶節の連休(10月1日前後)はどちらの街も観光地が混み合います。
煙台から長島へはどう行きますか?
蓬莱の蓬長客港から船でしか行けません。所要約45分で、一般の客船は片道45元、共通入場券は129元です。強風や濃霧のときは欠航することがあり、乗船時に身分確認があるのでパスポートを持参してください。
煙台と青島を一度の旅行で回れますか?
二つのガイドの日数(どちらも2泊3日〜3泊4日)を足して計画してください。二つの街の間の移動方法と所要時間は、出発前に公式情報で確認してください。
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ⓘ 写真の出典
- Penglai Pavilion's old wall and towers · Chrishcn / CC BY 2.0
- Qingdao Bay and Taiping Road · Bridget Coila / CC BY-SA 2.0
- Dalian skyline (around Laodong Park) · Michael Saechang / CC BY-SA 2.0