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富山 vs 金沢 — 初めて行くならどっち?

路面電車と運河、アルペンルートの富山か、庭園と古い町並みの金沢か。空港から市内への移動、ガイドの日数と予算、同じ月の平年の天気を比べました。
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ひと言で選ぶなら
富山は、北に富山湾、南東に標高3,000m級の立山連峰を望む北陸の街です。路面電車で富山城や富山市ガラス美術館をめぐり、運河クルーズで北前船の港町・岩瀬まで行けます。もう1日あれば、立山黒部アルペンルートで山の景色を見に行けます。
金沢も北陸地方にある街で、古い茶屋街や武家屋敷、日本三名園の一つに数えられる兼六園が残っています。日本海の新鮮な海の幸と金箔工芸でも知られています。
こんな人に:富山は、路面電車でめぐる街歩きに、運河クルーズやアルペンルートの山の景色、富山湾の寿司やます寿しを加えたい人。金沢は、庭園散策、古い茶屋街や武家屋敷の町並み、市場の海の幸、白川郷への日帰りまでまとめて楽しみたい人。

行き方と空港から市内まで
富山空港から富山駅へは、富山地方鉄道が運行する空港バス(富山空港線)に乗ります。運賃は470円の一律で、着席定員制のため満席の場合は乗車できません。車内と空港の自動券売機では2,000円以上の紙幣が使えないので、1,000円札や小銭を用意してください(クレジットタッチ決済は使えます)。タクシー乗り場は国内線到着ロビーを出てすぐです。
金沢の空の玄関口は、隣の小松市にある小松空港(KMQ)です。到着便に合わせて金沢駅行きのバスが出ています。関西空港(KIX)からは、特急はるかで新大阪(または京都)へ、特急サンダーバードで敦賀へ行き、北陸新幹線に乗り換えます。
東京経由なら、2つのガイドとも東京駅からの時間を載せています。富山へは最速2時間5分、金沢へは北陸新幹線で約2時間30分〜3時間です。航空便の運航は航空会社の公式情報でご確認ください。
- 富山の空港バス(富山空港線):富山駅まで470円一律(時刻は公式時刻表で確認)
- 富山のタクシー:富山駅まで約20分(9.2km)、約3,000円(空港公式サイトの概算)
- 金沢・小松空港のバス:金沢駅まで約40分、約1,200〜1,400円
- 関西空港 → 金沢(特急+北陸新幹線):約3〜4時間(経路と運賃は公式情報で確認)
- 東京駅 → 金沢駅(北陸新幹線):約2時間30分〜3時間、約14,000〜15,000円
- 東京駅 → 富山:最速2時間5分(時刻と運賃はJR各社のサイトで確認)
何日必要?予算はどれくらい?
ガイドの目安は、富山が1泊2日〜2泊3日(アルペンルートを含む)、金沢が3日(白川郷を含めると4日)です。
富山は1日目に空港バスで富山駅へ行き、環状線の路面電車で富山城(郷土博物館)、市役所展望塔、富山市ガラス美術館へ。2日目は環水公園と富山県美術館を見てから、富岩水上ラインで岩瀬へ。もう1日あればアルペンルートか八尾を加えます。金沢は1日目に近江町市場とひがし茶屋街、2日目に兼六園、金沢城公園、21世紀美術館、長町武家屋敷跡、3日目に白川郷への日帰り旅行という組み方です。
予算は2つのガイドで書き方が違います。金沢のガイドは一日あたりの総額を載せていますが、富山のガイドは項目ごとの料金だけで、宿泊・食事は日程で変わるため予約サイトで確認するよう書いています。そのため、どちらが安いかは比べず、それぞれのガイドの金額をそのまま載せました。
- 富山の基本:路面電車1乗車240円、ガラス美術館常設展200円、郷土博物館210円、富山県美術館コレクション展350円、市役所展望塔は無料
- 富山で加えるもの:空港バス470円、富岩水上ライン片道2,500円(路面電車片道乗車券付)、旧馬場家住宅100円
- 富山のアルペンルート:運賃は公式サイトで確認(ガイドには2026年2月27日現在の運賃を掲載、今後変更の可能性ありとあります)
- 金沢の節約プラン:一日あたり約9,000〜13,000円(ビジネスホテル、市場の食事、バス)
- 金沢の標準プラン:一日あたり約20,000〜30,000円(ワンランク上のホテル、飲食店、入場料)
- 金沢の贅沢プラン:一日あたり約55,000円以上(旅館、会席料理)
月ごとの天気:同じ月で比べると
2つのガイドが勧める時期は少し違います。富山のガイドは4~5月を歩きやすい時期とし、金沢のガイドは4月と10〜11月を最も美しい時期としています。そこで、両方のガイドが挙げる4月、5月、10月、11月を並べました。
数値は気象庁の1991–2020年の平年値で、富山は富山観測所、金沢は金沢観測所のものです。平均最高気温/平均最低気温/月降水量の順です。
4か月とも、2つの街の気温はほぼ同じくらいです。降水量は4か月とも金沢のほうが富山より少し多く、どちらの街も11月の降水量は4月・5月より大きく増えます。
富山のガイドによると、7~8月は平均最高気温約30~31度で暑く、12~2月は雪が降ります(1月の平均降雪量104cm)。金沢は冬に雪がよく降りますが、雪景色と冬の海の幸を楽しめ、夏は蒸し暑くなります。平年値は長年の平均で今年の天気を示すものではないので、出発前に必ず天気予報をご確認ください。
立山黒部アルペンルートの2026年度営業予定は4月15日~11月30日です。富山のガイドは、室堂は平地よりかなり寒いので、晴れていても雨具と防寒着、滑りにくい靴を用意するよう勧めています。
- 4月:富山 18°C/7°C/135mm、金沢 17°C/8°C/144mm
- 5月:富山 23°C/13°C/123mm、金沢 22°C/14°C/138mm
- 10月:富山 22°C/13°C/172mm、金沢 22°C/14°C/177mm
- 11月:富山 16°C/7°C/225mm、金沢 16°C/8°C/251mm
現地で何をする?見どころ、グルメ、移動
富山の街なかは路面電車で回れます。1543年に築かれた富山城は、1954年に再建された天守の内部が郷土博物館です。隈研吾氏設計の複合施設「TOYAMAキラリ」内にある富山市ガラス美術館は、薬びんづくりから発展した「ガラスの街とやま」を象徴しています。高さ70mから360度見渡せる富山市役所展望塔は無料です。富山駅から徒歩約9分の富岩運河環水公園では天門橋の展望台から立山連峰を望め、すぐそばに富山県美術館があります。
富岩水上ラインは環水公園から岩瀬まで運河を約60分で進むクルーズで、「水のエレベーター」と呼ばれる中島閘門を通ります。2026年の運航期間は3月20日~11月23日で、運河の整備による運休日(2026年は10月6日、11月10日)があるので公式サイトでご確認ください。石畳と木造の町家が続く八尾へはJRで約25分で、およそ300年の歴史を持つおわら風の盆が毎年9月1日から3日間開かれます。アルペンルートは富山県側の立山駅と長野県側の扇沢駅をケーブルカー・高原バス・ロープウェイなどで結ぶ山岳観光ルートで、標高2,450mの室堂ターミナルから火山湖「みくりが池」まで徒歩約10~15分です。
金沢は、日本三名園の一つに数えられる兼六園と、すぐ隣の金沢城公園が中心です。木の格子が美しい古い茶屋が並ぶひがし茶屋街、300年以上の歴史を持つ近江町市場、円形のガラス張りの金沢21世紀美術館、土塀と用水が残る長町武家屋敷跡も定番です。妙立寺(忍者寺)は電話での事前予約制のガイド付き見学のみで、合掌造りの集落・白川郷へ行く高速バスもほとんどが予約制です。
グルメは、富山が「キトキト」(とれたて新鮮という意味の方言)な富山湾の魚で握る寿司(春はホタルイカ、夏はシロエビ、秋は紅ズワイガニ、冬は寒ブリ)、100年以上受け継がれてきたます寿し、醤油ベースの真っ黒なスープの富山ブラックラーメンが代表です。金沢には、近江町市場の海鮮丼(約2,000〜4,000円)、のどぐろ、金沢カレー(約800〜1,200円)、冬に特に人気の金沢おでん(一品約150〜600円)、金箔ソフトクリームがあります。


- 富山の交通:路面電車は1乗車大人240円(現金・全国交通系ICカード同額)。3系統の環状線は富山駅と中心市街地を約28分で一周し、15分間隔で運行しています。
- 富山から岩瀬へ:富山港線の路面電車で東岩瀬駅まで約23分、そこから徒歩約10分です。
- 金沢の交通:駅と主な観光地を結ぶ市内バスが頻繁に走り、シェアサイクルはすべて電動アシスト自転車なので坂道も楽です。
- 金沢は雨や雪が多い街です。傘を持ち歩き、冬は滑りにくい靴を履きましょう。
どう選ぶ?両方を回るなら
路面電車で気軽に街を回り、運河クルーズやアルペンルートの山の景色、富山湾の寿司を楽しみたいなら富山が合います。庭園散策、古い茶屋街や武家屋敷の町並み、市場の海の幸、合掌造りの集落への日帰りを楽しみたいなら金沢が合います。
両方を回ることもできます。富山のガイドによると、北陸新幹線で金沢駅まで約20分です。時刻と運賃はJR各社のサイトでご確認ください。
入国手続きやオンライン登録の方法は変わることがあるので、出発前に日本政府の公式情報をご確認ください。
- 富山の空港バスでは2,000円以上の紙幣が使えないので、1,000円札や小銭を用意する
- 富岩水上ラインの運航スケジュールとアルペンルートの運賃は公式サイトで確認する
- アルペンルートへ行くなら、晴れていても雨具と防寒着、滑りにくい靴を用意する
- 金沢の妙立寺の見学と白川郷行きの高速バスは公式情報から事前に予約する
- 金沢の古い茶屋街では、私有地や撮影に関する案内を守る
富山旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
金沢旅行の準備
OneWorldでは決済しません。比較してから各公式パートナーサイトで予約します。
よくある質問
富山と金沢、初めてならどちらがいいですか?
路面電車でめぐる街と運河クルーズ、アルペンルートの山の景色なら富山、庭園や古い町並み、市場の海の幸なら金沢が合います。ガイドの目安は富山が1泊2日〜2泊3日、金沢が3日からです。
2つの街を一度に回れますか?
富山のガイドによると、富山から北陸新幹線で金沢駅まで約20分です。時刻と運賃はJR各社のサイトでご確認ください。
アルペンルートにはいつ行けますか?
立山黒部アルペンルートの2026年度営業予定は4月15日~11月30日です。運賃は公式サイトで確認し、室堂は平地よりかなり寒いので防寒着を用意してください。
いつ行くのがいいですか?
富山のガイドは4~5月、金沢のガイドは4月と10〜11月を挙げています。同じ月の平年値では2つの街の気温は同じくらいで、降水量は4か月とも金沢のほうが少し多くなります。
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ⓘ 写真の出典
- Hiroshima from Mount Futaba · Jakub Hałun / CC BY 4.0


